1.ドイツワインとは

はじめに

ドイツワインはその85%以上が白ワインで、ぴしりととおった酸味、ほんのりとした甘味、そして低アルコール度が特徴のとても口当たりのよい飲み物です。 1980年前後には、日本でも輸入ワイン中フランスワインについで2番目に多く、当時は『偉大なるワインはフランスとドイツでしか生まれない。』と言い切る専門家もいたくらい、ポピュラーなワインでした。 
 
しかし、ドイツのブドウ畑の面積は世界中のそれのわずか1%にすぎず、また、ワイン生産量も世界中のそれの2%です。 つまり、量的には世界の一ローカルワインにすぎないわけですが、品質的な評価は非常に高く、高級レストランのワインリストには必ずドイツワインがありますし、先進国首脳会議のときに催される晩餐会の白ワインにもドイツワインが使われることがあります。
  
そのように『語るに足るワイン』であるはずのドイツワインですが、2003年12月に調べたところ、日本の市場での人気はあまりありません。 東京都中央区銀座の有名デパートM(その1)のワイン売り場で調べてみたところ、空調のきくワイン保存機に入っていたドイツワインは皆無。 普通の棚に積まれていたものは、棚のボックス数比にして、フランスワインの24、イタリアワインの7に対してドイツワインは1でした。 置いてある銘柄は、わずか3種類(QmPクラスのワインに限る)です。
もう一方の銀座の有名デパートM(その2)では、あつかい量には大差なく、置いてある銘柄は、6種類でした。
2011年9月23日に、池袋の有名デパートTのワイン売り場に行きましたが、シュロスフォルラーツのQbA、カビネット、シュペトレーゼの3銘柄だけでした。 淋しいかぎりです。 昔ならどんな酒屋でもあった、ツェラー・シュバルツカッツ(ラベルに黒猫が描いてあるモーゼルワイン)すらありませんでした。
  
現在の日本ではあまり人気のないドイツワインですが、すばらしいワインであることには変りありません。 ここでは、ラインガウとモーゼル・ザール・ルーヴァーのワインを中心に、ドイツワインの一般的な知識を紹介します。



  • 最終更新:2011-10-26 08:53:45

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